財団法人 宮崎県健康づくり協会 | 宮崎県健康づくり協会は県民皆様の健やかな生活づくりを応援いたします。

Training association

平成23年度健康づくり指導者講習会を開催しました

2012年01月23日

日 時:平成24年1月20日(金) 9時50分から15時00分まで
会 場:宮崎県総合保健センター 大研修室
対象者:県・市町村職員、医療保険者、医療福祉関係者等
参加者:94名
演 題:講演Ⅰ「時間栄養学とスポーツ栄養から健康づくり支援を探る」
    講演Ⅱ・演習

   「実験で理解を深める健康の科学~マスコミでは語れない食のウソ・ホント~」
      講師:県立広島大学 人間文化学部 健康科学科 教授 加藤 秀夫先生

内  容:
 始めに、からだのリズムについて説明があった。1週間のリズムでみると水曜日が活動量が一番多いというデータがあり、子どもの給食も毎日同じエネルギー量ではなく週リズムでみた摂取エネルギーにすることが大事であると言われた。
 摂食時間と血糖変化では、夕食後に一番血糖値が上がりやすく、朝食後は上がりにくいというデータの説明があり、朝はエネルギーをつくる働きが大きいため朝食はしっかり摂り、夕食は少なめに摂ることがポイントであると言われた。また、朝食にタンパク質を摂らないと体内リズムが働かないこと、起きて1時間以内に朝食を摂ることもポイントであると言われた。
 午後からは実験をしながら進めていった。大根おろしの消化吸収の実験では、でんぷんの入った水に大根おろしのみ入れた実験では、ヨウ素を加えた液の色はすぐには変化しなかったが,大根おろしに醤油を入れた液を入れるとすぐに色が変化した。つまり、塩分を加えることで消化吸収が高まると説明があった。
また、高塩食の摂取時間と尿排泄のデータでは朝食、昼食に比べ夕食の方がナトリウムの尿排泄量が多いことから、高血圧の人の減塩の支援では朝食、昼食を減塩し、夕食は少しゆるめるという方法が患者さんにとっても負担なくできると言われた。
 参加者からは、「朝食を食べる必要性について科学的に示され、指導する際の自信につながった」「理論的な内容と実験、どちらも大変参考になった。現場に持ち帰って早速活用したい」などの感想があった。

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