宮崎県民の健やかな生活づくりを応援します 宮崎県健康づくり推進センター

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健診・保健指導体制整備
workshop・report

健診・保健指導体制整備

令和4年度

【宮崎県保健指導実施者初任者研修会】

場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室
      令和4年7月4日(月)
事業主体:宮崎県 宮崎県保険者協議会
実施主体:宮崎県健康づくり推進センター
対象者:市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数1~2年目の
保健師、管理栄養士、看護師等
参加者:47名

内 容
【午前】
 講義①  特定健診・保健指導の理念・制度・仕組み
      宮崎県福祉保健部 国民健康保険課 国保保健事業推進員 福元 裕子 氏
 講義②  おいしいものは、脂肪と糖と塩でできている
      宮崎県健康づくり協会 健康推進部 次長 谷口 尚大郎

【午後】
 講義③  科学的根拠に基づいた「塩・糖・脂」対策
      宮崎県健康づくり協会 健康推進部 次長 谷口 尚大郎
 演習   行動変容理論に基づく効果的な保健指導を学ぼう
      串間市民病院 病院長 江藤 敏治 氏

 県委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、標記研修会を開催した。平成22年度より宮崎県保険者協議会と共催しており、今年度も同様の事業主体、実施主体により実施した。
 
 本研修会は、厚生労働省の健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に対し修了証を発行している。受講者は47名で、内訳は市町村職員35名、県職員1名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員11名であった。修了証は42名に発行した。

 プログラムの講師は、県担当者と当協会の医師、外部講師の計3名が講義・演習を担当した。特定健診・保健指導の理念や制度では第3期からの見直しのポイントと令和6年度からの第4期に向けた国の見直しの検討案についての情報提供、生活習慣病・メタボリックシンドロームの基礎知識、保健指導における具体的な支援方法等について講義が行われた。
演習では、感染症予防対策を講じて受講者2人1組で短時間のワークが複数回に分けて行われた。保健指導時の話しやすい雰囲気づくりのポイント、対象者の行動変容ステージに応じた声掛け、事例を用いた情報選択等について演習が行われた。
 研修会後の感想では、「どのお話も大変分かりやすく、参加して本当によかったです。特定保健指導に携わるのが楽しみになってきました」「対象者への接し方以外にも、自分自身を変えてくれる内容でした」といった声が聞かれた。

令和3年度

【宮崎県保健指導実施者経験者研修会】

場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室
      令和3年12月2日(木)
事業主体:宮崎県
実施主体:公益財団法人 宮崎県健康づくり協会
対象者:市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数
    3年目の者
参加者:40名

内容
【午前】
 講義1 将来なりたい自分をイメージできる保健指導
         串間市民病院 病院長 江藤 敏治 氏

 演習  インディビジュアル保健指導を科学する
         串間市民病院 病院長 江藤 敏治 氏

【午後】
 講義2 保健指導から健幸支援にシフトしよう
         串間市民病院 病院長 江藤 敏治 氏 

 県の委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、市町村、その他の医療保険者及び医療機関等の保健師、管理栄養士等を対象に標記研修会を実施した。
本研修会は、厚生労働省により改訂された健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に修了証を発行するものである。
受講者の内訳は、市町村職員22名、県関連職員2名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員16名であった。職種別では、保健師20名、管理栄養士13名、看護師7名であった。修了証は34名に発行した。

 午前の講義では、保健指導を行う上で重要なのは人間力であり、対象者に「来て良かった、支援を受けて良かった」と思ってもらうには、指導者自身が生き生きと輝いていることが大切であると話された。
健診結果を基に危機感を煽るような保健指導では一時的な行動抑制は出来ても行動変容には繋がらない事、重要なのは対象者が何に人生の価値を見出しているかを見極め、それを今後も継続していく為には健康でいる事が不可欠であり、その為に生活習慣の見直しが必要であると理解してもらう事が行動変容に繋げるコツであると示された。また、保健指導を行う際理解しておきたいマズローの欲求理論や人が新たに行動を起こすポイントについて説明があった。
 午後の講義では、限られた時間で行動変容を促す為、行動変容ステージや行動変容技法の理解が必要である事が示された。また、実際の症例から対象者が自分自身では気付いていないが既に頑張っている事、素晴らしい事等を指導者が見つけ、引き出し、認める事が重要であると話された。
研修では2人1組となり症例検討や意見交換も行われた。参加者から出た意見を先生が積極的に拾い上げ参加者全体に共有してくださった為、活発に意見が飛び交う学びの多い演習となった。
 研修会後の感想では、「先生の熱意が伝わるとても学びの多い研修でした」「相手を認める、良い所を褒める、相手が大切にしている物を大切にする等、愛をもって健幸支援をしていきたいです」といった声が聞かれた。


【宮崎県保健指導実施者初任者研修会】

場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室
      令和3年7月2日(金)
事業主体 :宮崎県 宮崎県保険者協議会
実施主体 :公益財団法人 宮崎県健康づくり協会
対象者  :市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数
      1~2年目の保健師、管理栄養士、看護師等
参 加 者 :48名
内   容
【午前】
 講義① 医療費適正化計画、特定健診・保健指導について
       宮崎県福祉保健部 国民健康保険課 専門主幹 篠原 俊哉 氏
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 保健師 池田 ひとみ
 
 講義② おいしいものは、脂肪と糖と塩でできている(涙)
       宮崎県健康づくり協会 健康推進部 次長 谷口 尚大郎
【午後】
 講義③ 食生活に関する保健指導の実際
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 管理栄養士 榎本 彩乃
 講義④ 特定保健指導における身体活動支援
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 健康運動指導士 田口 和歌子
 演習① 保健指導に必要な技術と初回面接演習
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 保健師 岩﨑 恵子

 県委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、標記研修会を開催した。平成22年度より宮崎県保険者協議会と共催しており、今年度も同様の事業主体、実施主体により実施した。
 
 本研修会は、厚生労働省の健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に対し修了証を発行している。受講者は48名で、内訳は市町村職員29名、県職員3名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員16名であった。修了証は45名に発行した。

 研修会の講師は、県担当者と当協会の医師、保健師、管理栄養士、健康運動指導士の計6名が講義・演習を担当した。生活習慣病・メタボリックシンドロームの基礎知識、特定健診・保健指導の制度や第3期からの変更点、保健指導における食事指導や運動指導の具体的な支援方法等の講義が行われた。
 午後の演習では、感染症予防対策を講じて受講者同士が密にならないよう、短時間のグループワークが複数回に分けて行われた。保健指導時の話しやすい雰囲気づくりのポイント、事例を用いた情報の選択について、相手のタイプや行動変容ステージにあわせた声掛け等について演習が行われた。
 研修会後のアンケートでは、「基礎知識から、実践的な技術まで非常に幅広く学ぶことができた」「知識はあっても実際に対象者に沿った指導ができているか不安だったので、本日学んだことを実践していきたい」といった声が聞かれた。

令和2年度

◆日時・場所:令和2年12月10日(木) 宮崎県総合保健センター 5階大研修室
◆事業主体:宮崎県 宮崎県保険者協議会
◆実施主体:公益財団法人 宮崎県健康づくり協会
◆対象者 :市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数
      1~2年目の保健師、管理栄養士、看護師等
◆参加者:43名
内 容
【午前】
  講義① 特定健診・特定保健指導の理念・制度・仕組み
       宮崎県福祉保健部 国民健康保険課 専門主幹 篠原 俊哉 氏
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 保健師 池田 ひとみ
  講義② 生活習慣病・メタボリックシンドロームに関する知識
       宮崎県健康づくり協会 健康推進部 次長 谷口 尚大郎

【午後】
  講義③ 食生活に関する保健指導の実際
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 管理栄養士 長嶺 由香里
  講義④ 身体活動に関する保健指導の実際
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 健康運動指導士 田口 和歌子
  演習① 初回面接演習
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 保健師 岩﨑 恵子

 県委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、標記研修会を開催した。平成22年度より宮崎県保険者協議会と共催しており、今年度も同様の事業主体、実施主体により実施した。
 
 本研修会は、厚生労働省により改訂された健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に修了証を発行している。受講者は43名で、内訳は市町村24名、県5名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員14名であった。修了証は42名に発行した。

 プログラムの講師は、県担当者と当協会の医師、保健師、管理栄養士、健康運動指導士の計6名が講義・演習を担当した。生活習慣病・メタボリックシンドロームの基礎知識、特定健診・保健指導の制度や第3期からの変更点、保健指導における食事指導や運動指導の具体的な支援方法等の講義が行われた。
 午後の演習では、感染症予防対策を講じて受講者同士が密にならないよう、短時間のグループワークが複数回に分けて行われた。保健指導時の話しやすい雰囲気づくりのポイントや、事例を用いた情報選択や具体的な声掛け、コミュニケーション力についての内容で演習が行われた。
 研修会後の感想では、コロナ禍での開催への感謝の声が多く聞かれ、「自己学習や相手に分かりやすく根拠のある内容を伝えるために教材を復習したい」「対象者の思いを聴くこと、相手に伝えるための引き出しを増やしていきたい」といった声が聞かれた。

令和元年度

【宮崎県保健指導実施者経験者研修会】
■場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室 令和2年2月6日(木)
■事業主体:宮崎県
■実施主体:公益財団法人 宮崎県健康づくり協会
■対象者 :市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数
      3年以上の者
■参加者 :67名

内 容:独立行政法人 国立病院機構京都医療センター臨床研究センター
                 予防医学研究室 室長 坂根 直樹 氏
     講義・演習1 「糖尿病の最新情報」
 
     講義・演習2 「楽しくできる糖尿病予防と重症化予防」
                 
     講義・演習3 「性格タイプに合わせた保健指導」

 県の委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、市町村、その他の医療保険者及び医療機関等の保健師、管理栄養士等を対象に標記研修会を実施した。
 本研修会は、厚生労働省により改訂された健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に修了証を発行した。
受講者の内訳は、市町村職員53名、県関連職員5名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員9名であった。職種別では、保健師33名、管理栄養士・栄養士27名、看護師7名であった。修了証は53名に発行した。

 プログラムの内容と講師については上記の通りである。
 午前は、糖尿病予防の保健指導をするために必要なことは知識、技術、態度(やる気)であること、知識は対象者の質問に答えられるような生きた知識について、話す際には前置きや身の回りのものを使用したエピソードトークで印象付けること、改善のための方法を具体的に伝えたりする技術について、行動変容ステージに合わせて無関心期・関心期の人への未来質問を使った声掛けの方法について等の内容が、3人1組となりそれぞれ指導者・対象者・観察者に分かれて演習を交えながら示された。
 午後は、飲酒者の量の把握をするための声掛け、対象者が何を気にしているかによる声掛けの内容の変え方、糖尿病予防のための対策の対象者への示し方などが示された。また、喫煙と糖尿病の関係、加熱式煙草に関する知識、禁煙への声掛けなどが示された。
研修会後の感想では、「具体的で実践的、とても分かりやすい内容でした」「現場の保健指導で使える技法がたくさんあり勉強になりました」といった声が聞かれた。

【宮崎県保健指導実施者初任者研修会】
■場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室 令和元年7月5日(金)
■事業主体:宮崎県 宮崎県保険者協議会
■実施主体:公益財団法人 宮崎県健康づくり協会
■対象者 :市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数
      1~2年目の保健師、管理栄養士、看護師等
■参加者 :57名

内  容
【午前】
 講義①  特定健診・特定保健指導の理念・制度・仕組み
         宮崎県福祉保健部 国民健康保険課 保健師 山口 彩佳 氏
 講義②  内臓脂肪、減らしてもらえませんか
       ~生活習慣病・メタボリックシンドロームに関する知識~
         宮崎県健康づくり協会 健康推進部 次長 谷口 尚大郎
 講義③  食生活支援に関する保健指導について
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 管理栄養士 榎本 彩乃
【午後】
 講義④  特定保健指導における身体活動支援
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 健康運動指導士 田口 和歌子
 講義⑤  喫煙とアルコールに関する保健指導の実際
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 保健師 岩﨑 恵子
 演習①  特定保健指導の流れと初回面接演習
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 保健師 岩﨑 恵子
 演習②  事例から学ぶ効果的な初回面談の留意点
         神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科
         神奈川県立保健福祉大学院 保健福祉学研究科 栄養領域
                          教授 佐野 喜子 氏

 県の委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、市町村、その他の医療保険者及び医療機関等の保健師、管理栄養士、看護師等を対象に標記研修会を実施した。平成22年度より宮崎県保険者協議会と共同で開催しており(旧事業名:宮崎県健診・保健指導体制整備支援事業)、令和元年度も同様の事業主体、実施主体により実施した。

 本研修会は、厚生労働省により改訂された健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に修了証を発行した。
受講者数は57名で、その内訳は市町村職員28名、県関連職員9名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員20名であった。職種別では、保健師33名、管理栄養士9名、看護師9名、栄養士3名、事務職1名、その他2名であった。修了証は50名に発行した。

 プログラムの内容と講師については上記のとおりである。県内の医師、保健師、管理栄養士、健康運動指導士と県外の講師(管理栄養士)の計6名が講義・演習を担当した。
午前は、生活習慣病・メタボリックシンドロームの基礎知識、特定健診・保健指導の制度や第3期の変更点、保健指導における食生活の具体的な支援方法等の講義が行われた。
 午後は、特定保健指導における身体活動支援、喫煙やアルコールの支援方法、特定保健指導の流れの講義が行われ、演習1では、受講者同士で自己紹介を交えながら話しやすい雰囲気づくりのためのポイントの説明、演習2では事例を用いての情報選択や具体的な声掛け、説明力についての内容であった。
 研修会後の感想では、「いかに自分の指導や目標の立て方が甘かったか痛感した」「具体的な行動目標を設定すること、そのためにはしっかりとした根拠が必要だということがよく分かりました」といった声が聞かれた。

平成30年度 宮崎県保健指導実施者経験者研修会を開催しました

■場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室
       平成31年1月28日(月)
■事業主体:宮崎県
■実施主体:公益財団法人 宮崎県健康づくり協会
■対象者:市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数3年
     以上の者
■参加者:77名
■内 容:
講義1 高血圧症と生活習慣
鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 心臓血管・高血圧内科学 教授 大石 充 氏

講義2・演習 行動変容につなげる健康支援~事例を通して学ぶ 引き出し方・伝え方~
神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科
神奈川県立保健福祉大学院 保健福祉学研究科 栄養領域 教授 佐野 喜子 氏

 県の委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、市町村、その他の医療保険者及び医療機関等の保健師、管理栄養士等を対象に標記研修会を実施した。平成22年度より宮崎県保険者協議会と共同で開催しており(旧事業名:宮崎県健診・保健指導体制整備支援事業)、平成30年度も同様の事業主体、実施主体により実施した。
 本研修会は、厚生労働省により改訂された健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に修了証を発行した。
受講者の内訳は、市町村職員49名、県関連職員5名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員23名であった。職種別では、保健師40名、管理栄養士・栄養士26名、看護師7名、医師2名、健康運動指導士2名であった。修了証は60名に発行した。

 午前の講義は、高血圧症を軸に認知症や禁煙、血圧と血糖の関係、高血圧症のタイプの見分け方と指導方針の違い、治療薬、フレイルと高齢者に合った指導など、幅広い内容が示された。特に、高血圧症のタイプには「塩分もりもり」タイプと「血管カチカチ」タイプがあり、前者には「減塩」、後者には「運動」が効果的でどちらのタイプに該当するか見分ける重要性が示された。
 
 午後の講義・演習は、2つの保健指導事例を用いてアルコール、喫煙を主に進められた。具体的なアセスメントの方法、保健指導対象者への声掛け等の話を通し「質問力」と「説明力」を磨く重要性が示された。その中では、保健指導対象者との信頼関係の築き、エビデンスに基づき専門性を以て視覚的に示す必要性、行動変容ステージに合わせた介入、BMI25にこだわらず必要な指導を行うこと等を示された。また、何度も保健指導を受けている対象者については、過去の指導記録を遡りカンファレンスを行うことでどのように介入すればいいかの気づきがあると示された。講義・演習の中では、受講者に事例の健診結果、指導記録から気になる箇所に印をつけ受講者同士で話し、講師が解説するという流れのワークも行われた。
 
 研修会後の感想では、「具体的な知識、指導方法、大切にすることを学ぶことができた」「今までの自分の保健指導を振り返りながら聞き、はっとさせられることが多かった」といった声が聞かれた。

平成30年度

【宮崎県保健指導実施者初任者研修会】
■場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室
       平成30年7月5日(木)、7月6日(金)
■事業主体:宮崎県 宮崎県保険者協議会
■実施主体:公益財団法人 宮崎県健康づくり協会
■対象者:
 ①市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、保健指導経験年数1~2年目の
  保健師、管理栄養士、看護師等
 ②2日間とも受講可能な者
■参加者:1日目 57名
     2日目 60名

■内 容
【1日目】
 講義①  特定健診・特定保健指導について(概論・動向)
         宮崎県福祉保健部 国民健康保険課 保健師 有村 めぐみ
 講義②  メタボリックシンドロームに関する知識と特定保健指導の流れ
       ~効果的な保健指導のために~
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 課長 岩﨑 恵子
 講義③  食生活支援に関する保健指導について
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 管理栄養士 榎本 彩乃
 講義④  特定保健指導における運動支援について
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 健康運動指導士 田口 和歌子

【2日目】
 講義⑤  喫煙とアルコールに関する保健指導の実際
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 課長 岩﨑 恵子
 演習①  初回面接演習
         宮崎県健康づくり協会 健康推進課 課長 岩﨑 恵子
 演習②  行動変容を引き出す保健指導の実際~食生活改善を促す情報提供のコツ~
         神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科
         神奈川県立保健福祉大学院 保健福祉学研究科
                     栄養領域 教授 佐野 喜子

 県の委託事業「健診・保健指導従事者研修事業」として、市町村、その他の医療保険者及び医療機関等の保健師、管理栄養士、看護師等を対象に標記研修会を実施した。平成22年度より宮崎県保険者協議会と共同で開催しており(旧事業名:宮崎県健診・保健指導体制整備支援事業)、平成30年度も同様の事業主体、実施主体により実施した。

 本研修会は、厚生労働省により改訂された健診・保健指導の研修ガイドライン(平成30年4月版)に沿って実施し、全ての講義を受講した者に修了証を発行した。
 受講者数は、62名で、その内訳は市町村職員35名、県関連職員10名、その他事業所や医療・健診機関等の関係職員17名であった。職種別では、保健師35名、管理栄養士13名、看護師・准看護師10名、栄養士2名、医師1名、事務職1名であった。修了証は55名に発行した。

 プログラムの内容と講師については上記のとおりである。県内の保健師、管理栄養士、健康運動指導士と県外の講師(管理栄養士)の計5名が講義・演習を担当した。
1日目は、特定健診・保健指導の保健事業と第3期の変更点、宮崎県や全国の動向、メタボリックシンドロームの基礎知識、特定保健指導の流れと技術、保健指導における食生活、身体活動の具体的な支援方法等の講義が行われた。
 2日目は、保健指導における喫煙、アルコールの支援方法の講義が行われ、初回面接演習と食生活に関する支援の演習では、受講者同士で事例を用いたアセスメントやロールプレイ等も行われた。
 研修会後の感想では、「言葉にして褒めることを大切にしたい」「具体的な話が聞けたので、実践に活かしたい」といった声が聞かれた。

平成29年度

【宮崎県特定健診・特定保健指導に関する実践者育成研修会】            

■場所・日時:宮崎県総合保健センター 5階大研修室
       平成29年6月19日(月)、6月20日(火)  
■事業主体:宮崎県 宮崎県保険者協議会    
■実施主体:公益財団法人 宮崎県健康づくり協会          
■対 象 者 :市町村や医療機関等で特定健診・特定保健指導に従事し、実践者育成研修会に
      参加したことがない者                     
■参 加 者 :1日目 67名
      2日目 63名
■内   容
【1日目】
 講義Ⅰ 特定健診・特定保健指導を巡る最近の動き
       宮崎県福祉保健部 国民健康保険課 保健師 有村 めぐみ
 講義Ⅱ 特定健診・特定保健指導(概論)
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 保健師 馬場 美穂
 講義Ⅲ フローチャート様式6-10及び全国からみた宮崎県の実態について
       宮崎県国民健康保険団体連合会 介護・健康推進課
                           係長 奥野 恵理子
 講義Ⅳ 保健指導のプロセスと必要な保健指導技術~効果的な保健指導のために~
       宮崎県健康づくり協会 健康推進課 主幹 岩﨑 恵子
 講義Ⅴ おいしいものは、脂肪と糖と塩でできている(涙)
       宮崎県健康づくり協会 健康推進部 次長 谷口 尚大郎

【2日目】
 事例発表(1) 協会けんぽの保健事業~データヘルス計画と特定健診・特定保健指導~
          全国健康保険協会宮崎支部 企画総務部
                   保健グループ 保健グループ長 加藤 栄子
 事例発表(2) 美郷町の特定健診・特定保健指導の取り組み
          美郷町役場 健康福祉課 主幹 沖田 世理子
 講義Ⅵ(1)  食生活支援に関する保健指導について
          宮崎県健康づくり協会 健康推進課 管理栄養士 福島 彩乃
 講義Ⅵ(2)  特定保健指導における運動支援のポイント
          宮崎県健康づくり協会 健康推進課 健康運動指導士 田口 和歌子
 講義Ⅶ    メタボリックシンドロームと歯科疾患について
          宮崎県歯科医師会 理事 佐野 裕一
 講義Ⅷ    慢性腎臓病(CKD)と糖尿病・メタボリックシンドローム
         宮崎大学医学部医学科 血液・血管先端医療学講座 教授 藤元 昭一
 
 県の委託事業「宮崎県健診・保健指導体制整備支援事業」として、市町村、その他の医療保険者及び医療機関等の保健師、管理栄養士、看護師、事務職等を対象に標記研修会を実施した。平成22年度より、宮崎県保険者協議会と共同で開催し、平成29年度も同様の事業主体・実施主体で実施した。

 本研修会は、厚生労働省により定められた健診・保健指導の研修ガイドライン(改訂版)に沿って実施するものであり、全ての講義を受講した者には修了証を発行した。
修了証の発行数は57名で、その内訳は市町村職員44名、その他の医療保険者16名、県職員6名、医療機関等の関係職員5名であった。職種別では、保健師44名、管理栄養士・栄養士15名、看護師7名、事務職3名であった。

 プログラムの内容と講師については上記のとおりである。県内の医師2名、歯科医師1名、特定健診・特定保健指導に従事する者8名が講師を担当した。
1日目は、宮崎県の現状や特定健診・保健指導の制度や実施に必要な技術、第3期の変更点、生活習慣病と生活習慣との関連・指導等についての講義が行われた。
 2日目は、特定健診・保健指導の取り組みや現状についての事例発表、食生活・運動の具体的な指導方法についての講義、歯科疾患とメタボリックシンドロームの関係、CKDとメタボリックシンドロームについての各専門医の講義が行われた。
 研修会後のアンケートでは、「一度の研修で様々な観点から学ぶことができた」「初めて従事するため、基礎から学べてよかった」といった声が聞かれた一方で、「実践に基づいた内容をお願いしたい」「講義が駆け足になりもったいない」などの声が聞かれた。

講義Ⅵ(2) 運動実技の様子

【宮崎県特定健診・特定保健指導に関する従事者研修会(実践編)】

■日 時:平成30年1月22日(月) 午後1時30分から午後3時30分まで
■会 場:宮崎県総合保健センター 5階大研修室
■対象者:宮崎県内の市町村や医療機関等において特定健診・特定保健指導に従事する者
■参加者:99名
■講 義:「対象者の健康行動を促す9原則~チラシやポスター作成に今日から使える~」
■講 師:東京大学大学院医学系研究科 医療コミュニケーション学分野 

                          特任助教 奥原 剛 氏
■内 容:
 県の委託事業「宮崎県健診・保健指導体制整備支援事業」として、市町村、医療保険者及び医療機関の保健師、管理栄養士、看護師等を対象に標記研修会を実施した。参加者は99名で、内訳は行政関係者49名、医療機関等50名だった。
 今回の研修会は、前半に講義、後半にグループワークという構成で進められた。
参加者には、事前に講師指定の資料を送付し、各所属で作成したチラシやポスターを持参するよう依頼した。
 講義は、「特定健診・特定保健指導など健康行動の啓発チラシやポスターを効果的にするスキル」を、講師が明らかにした「分かりやすさと説得力を高める9原則"オ・ク・ス・リ・シ・メ・ジ・シ・チュー"」について、チラシの改善例や映像を交えながら解説された。9原則の中でも、特に「ジ:情報量を絞る」こと、「チュー:中学生にも分かるように伝える」ことが大切とし、著作権の問題については、そのままをコピーするのではなく、既存の作品に学びつつアイデアを借りてさらに良い作品へ変換する重要性が示された。
 グループワークは、1グループ5~6名の計16グループで行われた。グループワークの内容は、各参加者が持ち寄ったチラシから1種類を選択し、9原則に沿って採点し、改善案を作成するものだった。その後、参加者が各グループの改善案を見て回り、アイデアを共有した。
 参加者からは、「つい情報量が多くなるので、勉強になった」「他のグループのたくさんのアイデアを見ることができて良かった」等の声が多く聞かれた。

グループワークの様子

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